①【不可能を設定しない】思考は現実化する

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思考は現実化する新装版
ナポレオン・ヒル(著)
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とても大切なことがたくさん書いてあったので、
心に残ったところを書きだしながら、
自分の中に刻み付けたいと思うような内容だった。

 

なので、何度かに分けてアウトプットしたいと思う。


まず『成功』の定義について考えてきたことがあっただろうか?
と考えさせられた。

 

成功の定義として記載されていたのは、


成功とは、他人の権利を尊重し、社会主義に反することなく、自ら価値ありと認めた目標『願望』を黄金律に従って、ひとつ一つ実現していく過程である。

とのことだった。


そして、黄金律とは、『自分がしてほしいと思うことは、何よりもまず他人にそうしてあげること』なのだそうだ。

 

こうして考えてみると、『成功』とは人に寄って違う形を持ったものなのだと分かる。

ある人にとっては、お金を儲けることであり、
ある人にとっては、海外で暮らすことかもしれないし、
ある人にとっては、森を作ることかもしれないし、
ある人にとっては、魚の養殖を事業家することかもしれない。

あくまでも、目標は自分で決めるもので、
人から与えられた目標を達成しても、それは成功と言えないのだ。

 


だからまず、成功をするために大切なことは、
自分が何を成し遂げたいのか、
何を目標としていて、何をすることをで成功したいのかを
知ることがまず成功の第一歩だと分かる。

 

そして、その目標に対して、不動の信念を心の中に持つことで、
その思考が現実になる可能性があり、
その能力は誰もが持っている。


特に知っておかなければいけないのは、
『その能力は誰もが持っている』ということかもしれない。

得てして人は、自分にはそんな能力はなく、
特別な人だけが成功すると考えがちだ。

 

まずそこの意識を変えないといけないという事だ。

 

そして、もしかしたら自己洗脳とも近いかもしれないが、
揺るぎない不動の信念を持つことが必要なのだ。


ただ、それが出来ないのは、
一度の失敗で、諦めてしまう人が多いからだそうだ。

 

実際に自分を振り返ってみても、
確かにすぐ諦めてしまう。

 

スカッシュの競技をしていたが、
1セット取られると、もうそれで負けると
そう思って諦める自分を思い出す。

 

 

私たちは不可能という言葉に慣れ過ぎているのかもしれない。

どうせ無理だ。
どうせうまくいかない。

どうしてそんな思考にすっかり慣れてしまっているのだろう?

 

でも、きっともう大丈夫だ。


今、それを疑問に思ったということは、
『不可能』ではないのに、
すぐ不可能だと思ってしまう考え癖があることを自覚し、
それに対し自覚が出来たのだから。


もう一つ、成功するために大事なのは、素直なものの考え方だそうだ。

 

これも不可能を可能にする考え方の一つだろう。
『どうせ不可能』のフィルターをかけて何かに取り組むのをやめる代わりに、
なんでも素直にやってみればいいのだから。


そして、この本のタイトルにもあるように、
心で考えて実現可能だと思ったことは現実化するのだとしたら、
自分がどうなるかを決めるのは自分自身だということ。

 

自分自身が思考することが現実になるということは、
それはつまり、不可能と思わなければ、必ず叶うと言えないだろうか?

 

自分で限界を作り出さずに
願望を設定することが大事であり、
きちんと具体的な目標を立てる。

 

本当に大切なことはとてもシンプルだ。


信念を持つために必要なものは、心を開き、
素直さとゆとりを持つようにすること

 

そして、信念が願望と結びついた時、望みが実現する。

 

その信念が限界を打ち破る力をくれる。
失敗を乗り越える力をくれる。


しっかり願望を決めたら、
感情をこめて読み、繰り返し行う事により、
願望に信念の力が加わる。


繰り返しの力。
シンプルに考えること。

 

今日から出来ることばかりだ。
インプットしたことは、
こうして書くこと、声に出して読むこと。

 

それを素直に実行すること。

 

まずそこから始めてみようと思う。

【それは無理だとおもいこんでいないか?】 好きなことだけして生きていく。

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「好きなこと」だけして生きていく。

心屋仁之助(著)

 

 電子書籍はこちら

 

この本のタイトルの「好きなことだけして生きていく。」というのを聞くと、
頭の中で、勝手に「それは羨ましいけど、無理だよね。」と、
そんな声が再生される気がするのです。

 

けれど、それって何を根拠にそう思っているのだろうかと、
そんなことを考えました。

 

もしかして、「世の中はそういうものだ」と、
思い込まされていないだろうか。

 

そして、好きなことをして生きている人を、
どこかでねたんだりしていないだろうか。
自分は試してみてもいないのに、
やってみる前から先に諦めて・・・。


多分、常識という軽い洗脳を受けているのかもしれません。
そして、そういう思い込みは自分が思っている以上に多い。


失敗するのが怖い人は、どうせいっぱい練習してもうまくならないからと、
最初から練習をしないか、少しだけしてやめてしまう。
そして、本当はやればできるのに、やらないだけなんだ
ということを言い訳にして、それを好きでないことにする。

 

世の中はそういうものだからと、諦めて、
そして人にまで、そうすることを求める気がします。

 

「好きなことをする」は楽をするということではなくて、
下積みも含まれているけれど、本当に好きなことをしているなら、
他の人に「下積み」と思われる練習でさえ、
その人にはやりたいことととらえられるのかもしれないですね。

 

そう、好きなことならば、他人からはつらそうに見えても、
本人は楽しいことだってあるのです。


そして、私もずっと思っていることが書いてありました。

 

我慢している人って他の人にもそれを求めるような気がするのです。
本当はやりたくない仕事を自分もしているんだから、
他の人も我慢すべきだ、とか。

 

でも反対に、自分が我慢せずに好きなことをしていたら、
他の人が好きなことをしていても気にならないんじゃないかと。

 

もし、世界の人々がそれぞれ好きなことをしてみたら、
本当はちゃんと世界ってちゃんと回るんじゃないのかなと。

 

お互いに我慢しあって、監視する世の中より、
好きなことを出来ることを感謝して、
助け合いながら生きることが出来る気がします。

 

けれど、こういう事をいうと「そんなの無理に決まっている」と
言われることが多いのです。

 

でも、やってみたことないから分からないよな、と私は思っています。


好きなことをすることへの無意識の罪悪感を捨てて、
まずは私から、「好きなことをする」ようにしていこうと思います。

 

自分が変われば世界が変わるので、
まず自分が実践したいと思うのです。

 

 

【余白があって初めて違う要素が入り込む】ひらめきはカオスから生まれる

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ひらめきはカオスから生まれる  
オリ・ブラフマン (著)

  

 

例えば、こんなことがこの本に出て来る。

 

ずっと同じ分野ばかり勉強していても新しい発想は生まれてこない。
休憩(例えば散歩のような)違うことを考える時間が必要だ。


人間は、何もしていない無意識化でも脳は働いている。
何も考えていない時こそ、無縁と思われる要素同士を結びつけて
結論を導き出すことがある。


同じ専攻の人たちではなく、まったく別分野の専攻の人が
ヒット商品を生み出すことが多い。

 

均質な人が集まる環境では膠着化した状態になることが多い。

 

 

 

つまり、カオスというと、混乱と言う意味ととらえてしまいがちだが、
少しのカオスがあることで余白が発生し、
そこに異分子が入りこむ余地が出来ることで、
初めて新しいものが生み出されたりする。


何かの結論を導き出す必要がある時は、
その情報をすべて調べつくしたら、
まず一息をついて、休憩の時間を設けることが必要なのかもしれない。

 

脳をひとつのことに占拠させてしまうと、
いい結論は導き出せないそうだ。

 

この「ひらめきはカオスから生まれる」というのは、
自分の脳内の話でもあり、
会社や学校などの組織全体の話でもあると言える。

 

これは、何かに生かせそうな気がする!


煮詰まるようなことがあったら、
余白の必要性を思い出したいと思う。

 

 

 

 

【迷わず進め】コーヒーハンター

コーヒーについてのブログを書いているので、
もっと詳しくコーヒーについて調べようと思って読み始めたのが、
川島良彰さんの著書です。

 

しかし、コーヒーについての知識はもちろんですが、
もっと違う面が非常に勉強になる本でした。

 

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コーヒーハンター 幻のブルボン・ポワントゥ復活
電子書籍はこちら
川島良彰(著)

 


コーヒーに限らず、どんな農作物でも言えることらしいのですが
その作物の価格が上がると、いっせいに増産体制に入り、
作付けの面積増やし、植え付けを始める。


その結果、同時期に収穫が始まると、供給過多になり、価格が暴落する。

 

多くの作物は、国際取引価格が高くなると、
少しずれて生産量が上がるが、
それとともに価格は暴落というパターンの繰り返しということですね。


コーヒーは苗を植えてから3年後に収穫が始まるので、
それが3年後に起こるパターンだそうです。

 

そうなんだ・・・。
そういうことを考えてみたことがありませんでした。

 

そして、川島さんは、コーヒー焙煎卸業の家で育ったそうなのですが、
お父さんが、豆を焙煎する際にコーヒー豆に
『おいしくなれ、おいしくなれ』と話しているとおっしゃったそうです。

 

この部分は、私がコーヒーを淹れる際に、
必ずしていることでもあり、なんだか不思議な気分になりました。

けれど、機械でも『ありがとう』と言いながら使うと

なかなか壊れないそうですから、植物はもっとそうかもしれません。

 


それから、これがカラーバス効果ではないかと思ったのは、
とにかく、川島さんのコーヒーへの情熱が凄い部分なのです。

高校生の時から、エルサルバドルへの留学!
そして、国立コーヒー研究所に入るのですが、
その経緯なども本当にすごいなあとしか言えないのです。


その結果、今はコーヒーハンターとしてきちんとしたビジョンを持って、
仕事をしていらっしゃる・・・

 

目標としていることを叶えるためには、
本当にシンプルで、「本当にこうなる」と疑いもせず
向かっていくことだと思うのです。


自分自身がこうすると思い込んでるから、
絶対にそうなるんですよね。

 

今まさに読んでいるナポレオン・ヒル『思考は現実化する』の実例を見つけるために
この本を読んだのではないかと思うほどに、
それを体現している方でした。

 

私に他に思い当たるのは、漫画ですが、
『ガラスの仮面』も情熱を持って、
好きなことに突き進むのところは似てるなあと思ったり。
実は実家に揃っているので、また読みたい気分になりました。

 

失敗しても、先の目標を見ていれば、
失敗でさえないというそんな気持ちを教えてもらったような気分です。

 

コーヒーの事だけではない、色々が詰まった本でした!

 

 

 

>>>何かに打ち込む姿を思い出したいなら『ちはやふる』もオススメ!

 

 

 

 

 

 

【悩みは自分で作り出してるだけ】100%幸せな1%の人々

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100%幸せな1%の人々 
小林正観(著)

 

100%幸せな1%の人々を読んでいます。 
何か面白い本を読むと、同じ作者の本をすぐに読みます。
同じようなことをかいているのでは?
と思う方もいるかもしれないのですが、
自分が読むタイミングによっても心に残る部分が違うので、
あえてそうしています。

 

そうしたら、いきなりガツンと「お!」と思い当たる部分に行きつきました。

 

人々は、「自分がどう生きるか」ではなくて、
「自分以外の人をいかに自分の思いどおりにするか」
ということが自分の「悩み」だと思っています。

 

それは例えば、 「となりの住人がなにかと難癖をつけてくる。どうしたらいいか。」 「娘が・・・」「親が・・・」「夫が・・・」「上司が・・・」 という
自分以外で主語が始まる悩み事は本人自身の問題ではなく、
人を思い通りに動かしたいということだそうなのです。

 

なるほどなあ・・・と思いました。

 

なんだか当たり前にそういう事を口にして、
それは自分の悩みだと思ってしまっている気がしてきました。

でも本当はそれは悩みではないということですよね。

 

自分の思い通りにしたいという『ただの欲』なのかもしれません。

 

思い通りにならないことでもすべて受け入れることが出来れば、
問題ははじめからないわけだそうです。

 

『これは自分が変われば、世界も変わる』という真理の一部分かもしれない!
なんてことを考えながら読みました。  

 

つまり自分がその物事をどうとらえるか、
それが自分の世界で起こっていることが何かを決める、
そのいちばんの大きな要素だと思うのです。

 

だから、どう捉えるのか。

 

それを変えれば世界が変わるという事ですね。

 

難しいけれど、実はシンプルなのだと、
たくさんの本に手を変え、品を変え
同じことを何度も教えてもらっているような気がします。

 

 

 

 

 

【自分が変われば回りも変わる】こうして、思考は現実になる2

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こうして、思考は現実になる2
パム・グラウト(著)
セブンネットはこちら

 

 

必要な時に必要なものは手元にやってくるとはよく言ったもので、
私は今この本を読みなさいと言われているんだなとそう思いました。

 

たまたま手に取った本は『こうして、思考は現実になる2』でした。

 

実際に、大切なことや、真実とは本当にシンプルなんだと思います。

 

レバレッジ・リーディングを読んだ時にも書いてありましたが、
違う本を読んでも、似たような内容が繰り返し出て来るのは本当です。

 

それはやっぱり、それが大切な真理だから、
そうやって、言葉をかえ、人を変え、でも表れて来るのだと思います。

 

 

目に見える「外側」の世界は、「内側」にあるものを反映した姿に他ならない。

そして「内側」とは、私たちの意識のことだ。(P44より)

 

 

本当に何度も何度も聞く言葉で、分かっているつもりにはなっているけれど、
それを実際に実践できているだろうか?とまさに最近思っていたところなのです。

 

「自分が変われば世界が変わる」という歌詞の歌を歌っている人が、
気に入らない回りの人を自分の言う通りに動かそうとしたのを見て、
それは自分を変えずにまわりの状況を変えたってことだよね?
そうい状況が起こるのは自分が引き寄せたとは考えずに
まわりが悪いと思ったんだなと。

 

 

そうか、そういう真理が分かっていると思っていた人でも
実際にそれを実践することは難しいんだなと思ったのでした。

 

 

そして、それは私もなのではないかなって。

 

 

だから、この本はその実践の方法を書いてくれていて、
ああ、なるほど、わたしにやりなさいってことなんだなって理解しました。

 

 

同じ本を読んでも、その時に自分が求めているものが何かで、
受け取る内容が違うのが面白いと思うのでした!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【これを知っていることが武器になる】影響力の武器

3センチ以上あるような本だったのですが、
1日で読んでしまいました。

 

ロバート・B.チャルディーニの『影響力の武器』です。
人がどんな影響を受けることによって動かされるのか
ということについて書いてあります。

 

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影響力の武器第3版 
ロバート・B.チャルディーニ(著)
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私は本当にそのまま書かれているルールで動いていることが多くて、
知らなかったらただ当たり前と思ってやっている動きに対して
自覚をもっているのと、いないのとでは大きな違いがあるということ。


それこそいらないものなのにどうして買ってしまうのか分からない・・・
自分がそういう法則に基づいた動きをしてしまっているだけなのに、
自分が欲しいからそうしたと思ってしまうような事態に陥ってしまいそう・・・ 


特に第2章の返報性のルールというのはよくわかります。
何か小さなことでもしてもらった場合は、
恩を感じて何かを返さなければいけない気になるというルール。

これが社会が発展していく上で、
そう教えられてきたからこそ自分の中にある考えという事!

影響力の武器を読むだけでも、
セールスのやり方の裏側、
そして自分の反応について理解できるので、
騙されることが少なくなりそうです。