【本を読まないから時間が無い】レバレッジ・リーディング

私がこの読書ブログを始めるきっかけになった!

といっても過言ではないのがこの本です。

 

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レバレッジ・リーディング 

本田直之(著)

 

本を読むのはもともと好きな方ですが、

精神論の本だったり、小説を読むのがもっぱら。

ビジネス書は難しそうであんまりなあ・・・と思っていました。


でも、そもそも『同じ読書でも得たい結果や目的は違う』ということに気づかされました。

つまり、ビジネス書は、先人の知恵やノウハウを学ぶために読む本であり、
そしてそのノウハウを実際に使うために読むのだということ。

 

他の小説などは違いますよね。娯楽とか面白さとかを求めて読む感じ。
無駄という事ではなくて、まるっきり違うものだということなんですね。


それを理解したので、読み方も同じでなくていいという事なのです。


この本のタイトルにもある『レバレッジ』という考え方は、

読むだけでは自分のモノにならない。
実際にその知識を使って実行することで自分のものになるということ。

そして、ビジネスを自分で一からノウハウを構築することなんて無理だけど、
先人のノウハウを真似して利用することで

その分をジャンプアップすることが出来るという事なんですね。

 

本の代金の1500円だとかが、その知恵を使うことで

レバレッジがかかって100倍とかそれ以上の利益になって帰ってくるという事です。

 

確かに実際に素晴らしい功績を残している方は読書家という話も聞きます。
それはこのことを知っているからこそ、

読書の時間を大切にしているということでしょうね。

 

そこでタイトルにある『本を読まないから時間が無い』に立ち返るのですが、

つまりこういう事です。


よく『本を読む時間が無い』と言いますが、

『一から自分でやろうとして本を読まないから時間が無い』だけで、

本を読んでその知識を使えば、本を読む時間なんてたくさん出来るという事なんです。

だか順番が逆なんですね。


ともかくそれくらい、本というのは知識が詰まった凄いものだということ。

 

中には多読の詳しいやり方など記載されています。

 

必要なところをメモしてまとめてプリントアウトして

何度も見ることで自分のモノになるとあったので、

私もまずブログにてアウトプットして、いつでも見れるようにしておこうと思いました。


一番心に残ったのは『考具』に出て来る『カラーバス効果』説について書かれていた部分です。

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考具  加藤昌治(著)

 

今まで気に留めていなかったものが、

その存在を知ることで突然目にとまるようになるという法則。


例えば、アウディの車なんて気にも留めなかったのに、

買って乗ることになった途端、町を走るアウディ―が増えたように感じたり。

それは実際には増えてなくて、ただ目に留まるようになっただけ。

 

だから本を読む時にもその作用を利用して、

『この本からはこれを学ぶ』と決めて読むと

その情報が目に飛び込んでくるようになるのだそうです。

 

他の事でも使えそうですね。


型破りではあるのかもしれないけれど、これを読むことでビジネス書の読書方法が一気に変わるとても素晴らしい本でした。

 

インプットしたらアウトプットが大事ですね。

 

これからもどんどん本を読みたいと思います!