【迷わず進め】コーヒーハンター

コーヒーについてのブログを書いているので、
もっと詳しくコーヒーについて調べようと思って読み始めたのが、
川島良彰さんの著書です。

 

しかし、コーヒーについての知識はもちろんですが、
もっと違う面が非常に勉強になる本でした。

 

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コーヒーハンター 幻のブルボン・ポワントゥ復活
電子書籍はこちら
川島良彰(著)

 


コーヒーに限らず、どんな農作物でも言えることらしいのですが
その作物の価格が上がると、いっせいに増産体制に入り、
作付けの面積増やし、植え付けを始める。


その結果、同時期に収穫が始まると、供給過多になり、価格が暴落する。

 

多くの作物は、国際取引価格が高くなると、
少しずれて生産量が上がるが、
それとともに価格は暴落というパターンの繰り返しということですね。


コーヒーは苗を植えてから3年後に収穫が始まるので、
それが3年後に起こるパターンだそうです。

 

そうなんだ・・・。
そういうことを考えてみたことがありませんでした。

 

そして、川島さんは、コーヒー焙煎卸業の家で育ったそうなのですが、
お父さんが、豆を焙煎する際にコーヒー豆に
『おいしくなれ、おいしくなれ』と話しているとおっしゃったそうです。

 

この部分は、私がコーヒーを淹れる際に、
必ずしていることでもあり、なんだか不思議な気分になりました。

けれど、機械でも『ありがとう』と言いながら使うと

なかなか壊れないそうですから、植物はもっとそうかもしれません。

 


それから、これがカラーバス効果ではないかと思ったのは、
とにかく、川島さんのコーヒーへの情熱が凄い部分なのです。

高校生の時から、エルサルバドルへの留学!
そして、国立コーヒー研究所に入るのですが、
その経緯なども本当にすごいなあとしか言えないのです。


その結果、今はコーヒーハンターとしてきちんとしたビジョンを持って、
仕事をしていらっしゃる・・・

 

目標としていることを叶えるためには、
本当にシンプルで、「本当にこうなる」と疑いもせず
向かっていくことだと思うのです。


自分自身がこうすると思い込んでるから、
絶対にそうなるんですよね。

 

今まさに読んでいるナポレオン・ヒル『思考は現実化する』の実例を見つけるために
この本を読んだのではないかと思うほどに、
それを体現している方でした。

 

私に他に思い当たるのは、漫画ですが、
『ガラスの仮面』も情熱を持って、
好きなことに突き進むのところは似てるなあと思ったり。
実は実家に揃っているので、また読みたい気分になりました。

 

失敗しても、先の目標を見ていれば、
失敗でさえないというそんな気持ちを教えてもらったような気分です。

 

コーヒーの事だけではない、色々が詰まった本でした!

 

 

 

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