【余白があって初めて違う要素が入り込む】ひらめきはカオスから生まれる

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ひらめきはカオスから生まれる  
オリ・ブラフマン (著)

  

 

例えば、こんなことがこの本に出て来る。

 

ずっと同じ分野ばかり勉強していても新しい発想は生まれてこない。
休憩(例えば散歩のような)違うことを考える時間が必要だ。


人間は、何もしていない無意識化でも脳は働いている。
何も考えていない時こそ、無縁と思われる要素同士を結びつけて
結論を導き出すことがある。


同じ専攻の人たちではなく、まったく別分野の専攻の人が
ヒット商品を生み出すことが多い。

 

均質な人が集まる環境では膠着化した状態になることが多い。

 

 

 

つまり、カオスというと、混乱と言う意味ととらえてしまいがちだが、
少しのカオスがあることで余白が発生し、
そこに異分子が入りこむ余地が出来ることで、
初めて新しいものが生み出されたりする。


何かの結論を導き出す必要がある時は、
その情報をすべて調べつくしたら、
まず一息をついて、休憩の時間を設けることが必要なのかもしれない。

 

脳をひとつのことに占拠させてしまうと、
いい結論は導き出せないそうだ。

 

この「ひらめきはカオスから生まれる」というのは、
自分の脳内の話でもあり、
会社や学校などの組織全体の話でもあると言える。

 

これは、何かに生かせそうな気がする!


煮詰まるようなことがあったら、
余白の必要性を思い出したいと思う。