【学校は工場労働者の育成機関だった】すべての教育は「洗脳」である〜21世紀の脱・学校論〜
すべての教育は「洗脳」である 21世紀の脱・学校論
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なるほどその通りだ、ぐうの音も出ないなあ・・・というのが読んだ後の感想です。
学校という存在が勉強のため、学力向上のためと思っていたけれど、そもそも最初の始まりは工場で労働できる人材を作り出すための機関だったと知ると、なるほどだから色んな事を平均的にできることが良しとされ、時間を守ること、言った通りに動くことが出来るようになる訓練をさせられてるんだな。
それって言い換えると言うことを聞く都合の良い人材を作るってことだもんな。それは社会人になっても同じ延長線上にいる感じで会社組織にいるって感じ。
そう考えると、確かに現行の学校という存在はもはやニーズに合っていない気がする。我慢することを教えられていて、なかなかその洗脳からみんな離れられない。
全部の教科を平均的にできる必要はないし、好きなことを突き詰める力がとても大切なんだか・・・。むしろ学校に合わなくて、登校拒否だとか落ちこぼれな子の方が新しい時代に合っているのかもしれない!
身の危険を感じるとか危険なことはダメだけど、そういう訳でもないのに、他の人と同じでないといけないからという理由で我慢する人生なんてつまらない。
もう卒業してしまったので、「こうしなければいけない」というような不必要な洗脳はすでに受けてしまっているけれど、今からでも取り払ってやりたいことは何でもやってみようと思う!
【本物・本当の良い例を知ることが大事】わたしのヒント
服部みれいさんの著作はいくつか読んでいますが、手に取るときはちゃんとその時に必要だから手に取ることになっているのかな・・・なんて思います。
この本は彼女がメルマガで発信していた内容を本にまとめたものだそうですが、タイトルの「わたしのヒント」というのがぴったりくるような気がするのです。
その時々、ふと開くとその時の迷いや悩みにぴったりするヒントが見つけられそうな本。そんな感じです。
啓発というのでもなく、ただ淡々とした柔らかい文章がとても心地よい。
押しつけがましくないのに胸にしみこんでくる、優しい本です。
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このタイミングで読んだ私にビビっと来た部分は、『本当の良い状態を知ることが大事』という部分。私たちは特に生活に困らなければ自分が健康だと思っていますが、実は本当に健康な状態というものを知らないのではないか、というお話です。本当はちゃんと健康な状態は頭がクリアで心も健康ですごい元気なのかもしれない。でもそんな最高な状態を知らない可能性があるという事実をちゃんと認識すること。
確かに何か上達したいときは、悪い例ではなく良い例を見るべきだといいますので、悪い例を見るのではなく、良い例を知っておくべきですよね。泳ぎや料理もしかり。
でも悪い例の方に目が向きがちだなと自覚があるので自戒を込めて、自分の心にとめておきたいと思いました。
もう一つはプロとは何かということ。プロいうか、何かを発信してお金を出してもらうというのはどういうことなのか、ということ。
『お金が発生する芸術というものは他者を内含する』というのにすごく共感したのです。ただ、自分のことを表現しているだけでは誰の心も動かさない。他者の目を自覚して作った作品はちゃんとその他者に届くのではないだろうか、というのを読んですごく納得したのです。
それが出来て初めて、受け取った他者の中でも物語が始まって、そして違うエネルギーが生まれるのだと思う。そしてもしかしたらそのエネルギーがお金に変換するのかもね。そう考えてみると、確かに私がお金を出しても欲しいと思う作品には他者に対する視線があると思ったのでした。
私も何かを発信する時には、自分の自己満足ではなく、他者の視線というものを意識することを心がけようと思いました。
【今までのやり方を疑って自分の頭で考えよう】革命のファンファーレ 現在のお金と広告
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西野 亮廣氏の革命のファンファーレ 現在のお金と広告を読みました。
非常に面白くてすごく刺激を受けました。
読んだ上で思ったのは、人間というのは今までのやり方やあり方を踏襲しがちで、新しいあり方ややり方を否定することが得意な生き物なのだなあということ。
特に無意識に新しいものに関して否定をしてしまいがちだと思ったのです。
そのバイアスのせいで正しくモノを見ることが出来ず、そんなものが世の中に受け入れられるはずがないと思い込んでしまうことが多いのだと。そういった事実に関して認識しておきたいなと思いました。
だから裏を返せば、新しく出てきたもので「そんな訳ない」と沢山の人が否定している場合こそこれからの新しいモノだったり、考え方であるという可能性が高いのだと注意して見て行こうと思いました。
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さて、この本の中で取り上げられているのもまさにそれで、「ウェブで本の内容を無料公開」なんてやり方はダメだ―と沢山の人に言われて来たものの西野氏はそれで成功している訳です。
しかし彼の戦略的なそして緻密なやり方を知ってみると、今までがそうだったからと言って、まず否定をするというのは非常にナンセンスなのだと実感しました。
今の時代は変化の速度も大変早いので、その上で何が効果的なのかしっかり考えて行動をするべきなのですね。
過去の常識にしがみつくな。その船は、もう沈む。逃げろ。
入り口でお金を撮るな。マネタイズのタイミングを後ろにズラして、可能性を増やせ。
お客さんは、お金を持っていないわけではなく、お金を出す「キッカケ」がないだけだ。
この項目ごとのタイトルひとつを取っても非常に戦略的なのですよねえ。
目からウロコなことが沢山詰まっていて、とても面白かったです。
出版業界だけではなく、音楽業界などでも活かせそう。もちろん自分の普段の生活でも役に立ちそうです!とても面白かった!
【iDeCoは節税しながら老後資金を準備できる制度】個人型 確定拠出年金活用入門
個人型確定拠出年金iDeCo(イデコ)活用入門 [ 竹川 美奈子 ]
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確定拠出年金ってよく聞くけど一体どういう制度?と思っている人に分かりやすく説明してくれるのがこの本です。
しかし、読んでみて思ったのは、情報を知っているかどうかで将来が非常に左右される時代に来たなあということです。
自分から進んで情報を得ようとしないとただ知らないままになってしまうのだと実感します。
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・2017年からは、60歳未満の人は誰でも加入できるようになったこと
・60歳までは引き出せない
・月5000円から始められる
・掛け金を払うと所得税・住民税が安くなる
・毎月口座管理手数料がかかる
・受け取り方も色々とあってややこしいので自分に最適な方法を考える必要がある
2016年時点で利用可能者の1%未満しかこの制度を利用していないようなのですが、それだけ周知されていないということ。
お金のこともしっかり学んでうまく運用していきたいなあと思いました。
【生産性という指標をまず持つことが大事】自分の時間を取り戻そう
自分の時間を取り戻そう [ ちきりん ]
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今まさに注目されている裁量労働制について考える上でも必要な定義だと思うのが、この本で出て来る『生産性』という言葉。
例えばコンビニのバイトや企業での残業代は時給制での給与なので、仕事の内容の濃さは配慮されない。でもそういう概念にすっかり慣れてしまうとどうしてもダラダラと仕事をこなせば良いという考えになってしまいがち。
実際に、学生時代にアルバイトをしていた際に、一生懸命働けば働くほど、同じ給料なのに仕事をしない人も同じお給料なんて損だなあなんて思った経験があるし、だからと言ってさぼれるタイプでは無かったけれど、それでもやっぱり心の中には損してるなあという感覚は残った気がする。
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生産性を高めるという考え方は、仕事のみならず日常生活でも活かせる概念で、これからはインプットが少なくして(かける時間が短い)アウトプットを多く(成果を多く)することが必要なんだろうなと思う。
そこで、私が好きなミュージシャンに当てはめて考えてみたのです。
あまり人気のないバンドはライブの度にチェキを撮影して、それを物販で売り出します。それは確かに1枚として同じ写真が無いので、その点での希少価値はあります。しかし、売り出し枚数を増やすためには、撮影時間も比例して長くなるので、アウトプットも増えるけれど、インプットも増えてしまう売り方です。
しかし、大きいバンドになると、あらかじめライブやアーティスト写真として撮影されたいくつかの種類の写真を使用して、ロトステッカーを発売します。こちらは1枚ずつ違う写真であるという希少価値はないけれど、インプットは増やさないで良いというメリットがあります。
もちろんこれは、ファンの数によってどちらの方が良いかという話にもつながってくるのですが、やはり生産性が高いのは後者の方だろうなと思うのです。前者のままで儲かっていると思う感覚では生産性を上げることは出来ない気がします。
その他にも、ニコ生でライブ中継をする際には、ライブDVDも発売するなど、インプットを増やさずにアウトプットを増やす技であると気づいたり、この『生産性を高める』という視点を持って色んな物事を見るととても面白いな、と思いました。
自分の生活にも早速取り入れて行きたいなと思います。
【自分を苦しめているのは自分自身だ】ゆるすということ
ゆるすということ もう、過去にはとらわれない ジェラルド・G.ジャンポルスキ
日々、簡単に「許す」とか「許さない」という言葉を使っていますが、
一体それはどういうことなのかきちんと考えたことは無いような気がしています。
以前の私は、「○○にこんなひどいことをされたから許さない」などとされたことをずっと覚えていて、いつか仕返しをしてやりたいと思うような人間でした。
ドラマなどを見ていても復讐もののドラマは数も種類も多いので、
それを見て楽しむ人が多いことを見てもそんな人は多いのではないかと思うのです。
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けれど、最近はやりたくないことをやらないと決めているので、まず自分自身のことを許せているためか人に対しても要求が高くなくなってきたようです。
だから許せないと思うことが減ってきました。
こういうことかな、と思うのです。
苦しいのは継続的にずっと「誰かをゆるさない」と思い続けるからのような気がします。この継続的というのがミソなのかも。
だって、思い続けるということは、自分の心の中にわざわざその対象の居場所を作り(限られた場所なのに!)、ずっと自分のエネルギーを消費して気にし続けるということなのです。そう考えると場所もエネルギーももったいないなという気になって来ます。
「ゆるす」ということは慈愛の精神を持ってすべてのことを受け入れるというよりは、その出来事がゆるされることかゆるされないことかのジャッジをやめるだけでいいのかな?
その許せないようなひどいことに関して、その場でいっぱいムカついて怒ってもいいし、もうその人と付き合いたくないならそれも良しで、そのままその気持ちも(もう会いたくないならその存在も)ゴミ箱に捨てるような感じでポイしてしまえばいいんだなとそんなことを思ったのです。まるで恋のように心に抱き続ける必要はないのかな、と。
まあ結局すべてに置いて、外的要因に左右されているようで、実は自分の内面で何をどう見るかなのだということなのでしょう。そんなことを思いました。
【ゴール設定が大事】「自分メディア」はこう作る!
「自分メディア」はこう作る! 大人気ブログの超戦略的運営記 [ ちきりん ]
またまたちきりんさんの著書を読みました。
ちきりんさんが今までブログを人気にするために戦略的に行ってきたことがつまびらかにされていてとても興味深いです。
それぞれの個別の戦略もとてもためになるのですが、ブログ運営だけではなく、他の仕事に関しても活かせるなと思った部分は、「まずゴール設定をしっかり決める」ということです。
ゴール設定をして、その目的を達成するための手段を考える
当たり前とも言えるのですが、実際にちきりんさんが実行してきたことを読むとなるほどと思わされるのです。
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例えば、誰に読まれたいブログを作るのか、などが分かりやすいですが、
ちきりんさんはどんな読者を増やしたいかがとても明確なのです。
だから、そのためには・・・と考えて手段を選んでいく。
自分自身を鑑みると、何に関しても目的を決めず漠然と行っていることが多い気がしてきました・・・この部分を改めようと思いました。
その他には、1つの記事には1つの話題、だとか、難しい内容でも平易な文章で書く、など実際にすぐ実行できるような内容もあって面白いです。
後半部分は、ブログでの人気記事も掲載されているのですが、心にずしんと響いたのはこちら
・成長したければ、ひたすら変化すべし - Chikirinの日記
色んなことをしっかり自分の頭で考えようと身が引き締まる思いがしたのでした。